「喘息で楽になる方法!痰の出し方は?薬が効かない!?」

 

喘息はダニやハウスダスト、花粉と言ったアレルゲンだけでなく、風邪や感染症によって引き起こされたり、天候や気温の変化、ストレス等に反応して悪化することもある厄介な病気です。

 

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呼吸をする際の空気の通り道となる気道がアレルギー等の炎症により敏感になり、けいれんを起こして狭くなることで起こります。

 

喘息の症状にはゼイゼイ、ヒューヒューといった呼吸音がする喘鳴や激しい咳、痰、胸の痛みやひどいときには呼吸困難に陥ることもある決して軽視が出来ない病気です。

 

咳が続くのは体力的にもしんどいですし、見ている側もとても心配になります。

 

喘息の痰は風邪を引いた際等に喉に詰まるネバネバした塊と同じですので痰が気道に溜まったままでいると窒息する可能性もありますし、無理に出そうとすると喉を傷めてしまいます。

 

喘息の辛い咳の症状を抑える方法や、喉を傷めずに痰を上手に出す方法について紹介していきます。

 

また、喘息治療には環境を整えることの他に、薬が有効になります。

 

喘息に効果的な薬についても説明しますね。

 

 喘息の時の痰の出し方とは?

痰は肺や気管支などから分泌される粘液で、口や鼻から入ったホコリ等の異物を絡めとって体外へ排出する働きを持っています。

 

健康的な状態であればあまり見られませんが、ウイルスや細菌に感染した際や気管支ぜんそく、呼吸器系の病気がある場合には粘液の分泌量が増加する為に痰がたくさん出てきます。

 

痰が頻繁に生じると、心地悪いだけでなく、上手に呼吸をするのが困難になり、最悪の場合は窒息を起こして意識を消失、命を落とす危険さえあります。

 

痰による窒息を防ぐ為にも喘息を持っている人は上手に痰を出す方法を身に付けて置く必要があります。

 

呼吸器疾患をもつ患者さんを対象に行っている呼吸リハビリの一種であるスクイージングが非常に役に立ちます。

 

1人では難しい部分もあるため、家族や親しい人にも覚えて貰うと良いでしょう。

 

スクイージングを行う際には、バイブレーター等の道具を使うと更に簡単に行うことが出来ます。

 

 

「スクイージングのやり方」

1. 食事の際に1日でトータル8〜9杯のぬるま湯を飲む

2. 痰が多く発生したら気管支拡張薬を吸入する

3. 吸入して15〜20分後に胸と背中を軽くタッピングする(この際にバイブレーターを利用すると1人でも簡単に出来る)

4. 鎖骨の下と肺の部分、両脇の下、肩甲骨と肩甲骨の下もタッピング又はバイブレーターで刺激する

5. 両腕を前で組んで胸を抱え込む体勢になる

6. ゆkっくりと息を吸い込み、出来るだけ早く、勢いよく息を吐き出す

7. 5.6の動作をハッフィングと呼びますが、この動作を3〜4回行い痰をだす

 

 

痰が出たら、必ず痰の色をチェックするようにします。

 

気管支喘息の場合には透明や白色の痰ですが、ウイルスや細菌感染を起こしていると黄色や黄緑色の痰が出ます。

 

更に赤色の血が混ざった痰が出ると気管支拡張症や肺がんを疑います。

 

色の他にも量が多くなったり、痰が異常に分泌される等の変化が見られる際には医師に相談しましょう。

 

喘息の時に楽になる方法とは

喘息では喘鳴や息苦しさが続くといった発作が見られます。

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こういった症状は喘息を患っている本人が辛いのはもちろん、見ている側も不安になったりとても心配になりますよね。

 

喘息の発作を抑える為には吸入が使われますが、それでも治まりが悪かった場合にどうすれば発作を抑えることが出来るか、その方法について紹介します。

 

 

1. 上体を起こした姿勢になって休む

発作が起きている際には横にならないとと思いがちですし、周囲も横になるように促すと思います。

 

ですが、仰向けに寝るとかえって息がしずらかったり咳が出やすくなったり、痰が絡むといったことが起こりますので上体を起こしている方が落ち着くことがあります。

 

その際にはベルトやネクタイを着けている場合には緩めて締め付けが無いようにしましょう。

 

そばに家族がいる場合には背中をさすって貰うのも良いです。

 

息苦しい際には腹式呼吸を意識すると呼吸が落ち着きやすくなります。

 

 

2. 水分を摂取する

発作が起きると痰も出て来やすいために気管が詰まってさらに呼吸がしにくくなります。

 

咳が治まっている間を見計らって、お茶や白湯、水などを少しずつ飲み、痰を洗い流しましょう。

 

子供の場合は白湯や水は飲みにくいこともありますのでジュースでも構いませんが、炭酸は刺激が強いので避けましょう。

 

 

3. スクイージングを行う

痰が詰まっていると咳も出やすいです。

 

可能であれば先ほど説明したスクイージングを行いましょう。

 

咳が出ているときに家族などに背中を下から上に軽くたたいてもらうだけでも痰がきれやすくなるので咳も止まりやすくなります。

 

 

喘息に効果的な薬とは

喘息の治療薬としては起こってしまった発作を鎮める為の発作治療薬と発作が起こらないようにする長期管理薬の2種類があります。

 

長期管理薬としては強い抗炎症作用がある吸入ステロイド薬を使うことが一般的です。

 

使用を始めると3日から1週間かかってゆっくりと効果が現れ、辞めると効果がなくなりますので毎日使い続けることが大切です。

 

ステロイドと効くと強力で副作用が怖いイメージがあるかもしれませんが、吸入の為、炎症が起きている気道に直接届くので内服薬と比べると量が非常に少なくて済むので全身への作用は少ないです。

 

その他にも症状に応じて、吸入ステロイドを併用したり、気管支を広げる作用のあるテオフィリン除放薬・長時間作用性β2刺激薬、気道炎症の原因となるアレルギー反応を抑える抗アレルギー薬等を使用することもあります。

 

吸入ステロイド薬と長時間作用性β2刺激薬が一緒に配合されている吸入薬もあり、別々に吸入するより効果が高くなることが報告されています。

 

喘息の発作が起こってしまった場合に使用する発作治療薬としては気管支を広げる作用があり、速効性もある短時間作用性吸入β2刺激薬を使用します。

 

それでも改善されない場合には、気管支を広げる働き、炎症を抑える働きのあるテオフィリン薬や気道を広げる吸入薬である抗コリン薬が併用され、中程度以上の発作が起こった場合には経口ステロイド薬を使用します。

 

発作治療薬の使用が週に1回以上ある場合には、喘息のコントロールが十分に出来ていないとされますので発作等の頻度を医師に伝えて喘息の長期管理を見直す必要があります。

 

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