「つわりによる消化不良の対策は?」

 

妊娠されている方でつわり悩まされている方必見です。

 

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妊娠初期のつわりで消化不良になる症状や原因

つわりは妊娠4〜6週頃から始まります。

 

最終月経開始日から28日後です。

 

28周期で生理が着ている人であれば生理予定日です。

 

妊娠検査薬を使用できるのが、生理予定日の1週間後以降ですので、妊娠検査薬で確認する前に吐き気などで妊娠に気づく方も少なくありません。

 

妊娠初期には胃の調子が悪くなったり、ゲップが良く出るようになったり、食後に胃が痛くなったりすることがあります。

 

妊娠中は胃腸の働きが悪くなるため消化不良を起こしやすくなります。

 

妊娠初期のつわりのメイン症状となる「胃もたれ・胃痛・胸焼け」は、次のことが原因となることが多いです。

 

まず、1番目は妊娠によるホルモン分泌によるもの。

 

2番目は逆流性食道炎。

 

3番目は胃酸過多によるもの。

 

4番目は頻繁な嘔吐によるもの。

 

5番目はストレスからくるものです。

 

以上のことがおきる原因は2点あり、「胃腸が弱くなること」と「自律神経が乱れること」が原因です。

 

「胃腸が弱くなる」というのは、妊娠することによってプロゲステロンという黄体ホルモンがが増えます。

 

プロゲステロンは、子宮の収縮を和らげ子宮が大きくなるのを助けるホルモンです。

 

このホルモンが胃腸に影響を与え、これにより胃腸の機能が弱まり、食べ物が長く胃の中にとどまる状態になります。

 

その結果、消化不良がおきやすくなります。

 

そして、「自律神経が乱れる」とは、「交感神経」と「副交感神経」が妊娠によるホルモン変化によってどちらか過剰に反応する状態になります。

 

その結果、「交感神経」が優位になると胃液分泌が低下し胃もたれや消化不良が、「副交感神経」が優位になると胃液が過剰分泌し胃痛や胸焼けをおこします。

 

つわりには、さまざまなタイプのものがあり「食べつわり」というものがあります。

 

食べつわりとは、何か食べ続けていないと吐き気を催してしまう症状のことです。

 

これは、妊娠初期だけの人もいれば、妊娠後期まで続く人もいます。

 

妊娠初期は吐きつわりで、妊娠中期で食べつわりに変わる場合もあります。

 

つわりのピークは、妊娠8〜11週頃です。

 

つわりが妊娠後期まで続く方もいますが、ピーク状態が続くことはほとんどと言っていいほどありません。

 

妊娠後期のつわりで消化不良になる症状や原因

妊娠後期のつわりで消化不良になる原因は、胎児が大きくなることにより胃を圧迫することが原因です。

 

妊娠後期になって子宮が大きくなると、胃や横隔膜などの臓器が圧迫され、容積が約3/2ほどになります。

 

そのため、少し食べただけで胸焼けを起こしたり、一度に沢山食べ過ぎると消化不良を起こしやすくなります。

 

逆流性食道炎にもなりやすくなります。

 

ですが、お産直前になると、胎児も子宮の下のほうに下がってくると、圧迫されていた胃の状態が元に戻るため、急に空腹感を感じたりすることがあり食欲が出てくるということもあります。

 

また、胃が圧迫されることで消化不良が起きやすくなり、ホルモンの影響で腸の動きが悪くなることで便秘や痔なりやすくなります。

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注意しなければいけないのは「臨月の吐き気」です。

 

妊娠後期になると、女性ホルモンの分泌が大きく変化し、黄体ホルモンは妊娠8〜9ヶ月ぐらいが最高値で出産前に減少しますが、エストロゲンは臨月に入って出産前まで増加し続けます。

 

この変化により胎児は体内で育ちやすくなるのですが、同時に胃腸内や胃の周りの筋肉まで弛緩されてしまうため胃酸が戻ってきてしまい、吐き気を催しやすくなってしまいます。

 

臨月の吐き気は「後期悪阻」とも言い、妊娠初期のつわりのような吐き気と似たような症状になる方もいます。

 

臨月の吐き気は出産兆候の一つだと思いリラックスして過ごすことも大切です。

 

つわりの消化不良の改善法や対策とは

胎児が大きくなることによって起こる消化不良はどうしようもありません。

 

元も子もありませんが解消する方法は出産するしかありません。

 

ですが、初期の段階での消化不良の改善方法は、胃酸の調整と胃に優しいものを摂ることです。

 

胃を刺激するカフェインや炭酸、脂肪や香辛料などのスパイシーな食品は胃酸を多く分泌するので控えめにします。

 

消化の良いものを食べるのも効果があります。

 

うどんなどの麺類は食べやすいです。

 

ですが、吐き気が酷いときには繊維質は控えたほうが無難です。

 

また、梅干やレモン水はとても効果的で、胃酸過多にも胃酸低下どちらにも効果があり、レモン水は胃酸を中和します。

 

ホットミルクに蜂蜜を加えて飲むことも胃酸を中和します。

 

また、良く噛んで食べ自分の食べたいものを食べましょう。

 

少しずつ何度かに分けて食べたり、すぐ食べられるものを枕元や手元に常備しておくというのもおすすめです。

 

空腹状態にならないことでつわりを軽減することができます。

 

この時期の栄養バランスは神経質になる必要はありません。

 

ですが、妊娠中毒症にならないためにも、高カロリーなものではなく低カロリーで減塩の食べ物を用意しておくと良いでしょう。

 

また右側を下にして横になるというのも効果があります。

 

右側を横にする体制は安静体制といい脳卒中や心筋梗塞になったときもこの体制をとります。

 

ただし、食べた後すぐ横にはならないようにしましょう。食後30分はおきていたほうがいいです。

 

また、鍼灸やつぼ押しも効果があります。

 

産婦人科の医師に許可をもらい、専門の鍼灸院に相談してみてください。

 

もし、嘔吐だけでなく、下痢などを伴う場合は「嘔吐下痢症」という感染症の疑いがありますので、頻度が多いようなら病院へ行くことをお勧めします。

 

もし、水分が取れないほどのつわりがあれば深刻です。

 

「妊娠悪阻」になると、入院しなくてはいけなくなります。

 

妊娠後期のつわりがひどく病院で受診するかどうかの目安は「固形物が摂られず、水分しか飲めない状態」であることが、一つの目安になります。

 

水分が取れない状態になると、尿がでなくなり、脱水症状になる可能性が高くなります。水分が取れなくなる前に病院へ行きましょう。

 

つわりがひどいようなら、妊娠26週になれば飲める薬も増えますので医師に相談してみてください。

 

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