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「統合失調症の症状で子供は?イライラ?看護の関わり方」

 

統合失調症で、苦しんでいる人はどのくらいいるのでしょうか?

 

あまり、話のネタとして気軽に語れる内容ではないですし、近くに患っている人でもいない限り、そもそもよく知らない、という人が多いのではないでしょうか?

 

ちょっと前までは精神分裂症と呼ばれ、よく理解していないにも関わらず、なんとなく怖い不治の病気、と思われていました。

 

統合失調症の新薬でロシュ?治験は?エビリファイは?

 

子供の統合失調症の「?(はてな)」のお話

子供でも発症することを知っている人はもっと少ないかもしれません。子供と言っても、成長過程において、あまり乳幼児のころから発症するわけではなく、

 

大体10〜18歳くらいになると多く発症すると言われています。

 

このころになると、発症は100人に1人くらいの割合で、大人の発症率と変わりません。

 

原因は、はっきりとはしていませんが、約半数は遺伝性、あとは、環境やストレスによるもの、という順番になっています。

 

以前は、親の育て方が悪いと言われていた時代もありましたが、単独の原因ではなく、いくつかの原因が複合したときに発症しやすいという調査結果が出ています。

 

子供も大人も、国際基準での診断となるため、幻聴や被害妄想、関係妄想、独り言、空笑などの症状が出てきて、ようやくはっきりと診断がつきます。

 

統合失調症の最近の研究では、脳の中のドーパミン異常が大きく関与していることが分かってきています。

 

陽性症状の時はドーパミン神経の過剰活動が関係しており、陰性活動はドーパミン活動の低下によってもたらされています。

 

また、発症する脳の部位も違っていることもわかってきていて、システムが解明されることで、今後、画期的な治療方法が確立される可能性もあります。

 

では、陽性症状とはどんなものなのでしょうか?

 

いわゆる、見えないものが見えたり、聞こえないものが聞こえたりする幻聴や幻覚といった症状がこれに当てはまります。

 

それから、自分に誰かが攻撃しているなどのよう被害妄想なども症状のひとつです。

 

要注意!子供と大人、少し違う発症のお話

大人ですと、急激に前述した症状が出るのですが、子供の発症は急性的な大人の発症と違って、数か月から数年かけて割とゆっくりと症状が進んでくるのです。

 

ですので、その間で上手にコントロールをしたり、環境を変えることで、あまり深刻にならないで済むケースも多々あります。

 

気を付けるべきポイントは、不登校や強迫症状、うつ状態、摂食障害、暴力的になったり、逆に一切周囲に関わらないなどの問題行動、チックなどが、ひとつづつ、あるいはいくつか一緒に出現します。

 

これらの症状が続いたあとによくまとまらない言動を示し、その後急性期症状に移行するといったケースが大多数です。

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また、陽性症状に比べて、陰性症状は、特に子供ですと、もともとの性格がおとなしかったりすると、なかなか周囲が気付かない時もあります。

 

ですが、感情が乏しく表情も乏しいこと、意欲の減退や、集中力の低下といった症状が見られた場合、
それが一時的ではなく継続しているようです。

 

であれば、一度専門医にかかって検査を受けることが望ましいと言われています。

 

検査も子供と大人の違いはなく、治療も薬物治療中心となります。

 

大人と違うのは、子供は成長期であり、体のサイズも精神状態も刻一刻と変化が激しいので、大人以上にきめ細かなコントロールが必要になります。

 

信頼できる医療機関は必須でしょう。

 

薬の種類が非常に多いため、どの症状が強いかによって、薬の種類の選定や増減は非常に大切です。

 

まだ自己管理がきちんとできない子供においては、保護者が代わって管理することにもなるので、統合失調症を発症したお子様のいるご家庭での負担はかなり大きなものになるでしょう。

 

数は少ないですが、幼年期で発症した場合は更にデリケートな調整が必要になります。

 

種類の多い薬ですが、基本的に、体の中で一定の濃度で物質を調整し、症状を抑える働きをしますから、同じ分量で同じ効果をずっと得られるかは子供の場合は少々難しい場合もあります。

 

また、症状も一定であるとは限らないため、薬剤の種類や摂取の仕方を小刻みに変更することもよくあります。

 

統合失調症で看護!急性期や回復期、慢性期の対応は?

 

ここにも注意!事務的なあれこれのお話

いずれにしても、一度発症した場合は、長く付き合う慢性疾患であるため、窓口となる医療機関は、
しっかりとしたところを見つけておくことが大切です。

 

再発することもある病気のため、できれば、大人になっても引き続き治療を継続できるところがベストで、保護者は、それも見据えて探しておきましょう。

 

幸い、現在はインターネットも発達していて、自分で探すことも可能です。

 

また、病院でも専門のケースワーカーが自治体の窓口と連動していて、話を繋げてくれるところもあります。

 

自治体でも、専用の相談員が在中していて、相談に乗ってくれるところも増えてきています。

 

相談することによって、子供の状態によっては、特別支援学級を備えた学校への入学や編入、特殊学校への進学など、子供の状態を考えた選択が必要になる場合もあります。

 

修学しながら治療も行える場合もあり、一人で悩むより、相談によって解決する問題は多々あります。

 

半数が遺伝性とはいうものの、環境が与える影響もかなり大きい疾患であることや、効果的な薬も登場していることを忘れず、一番良いと思える方法をその都度一緒に考え、選んでいくことをオススメします。

 

子供の将来のためでもあるのはもちろん、家族の負担を減らし、幸せに繋がる方法を相談できる場所がたくさんあることを知っておくことは大切なことですね。

 

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