Sponsored Links

「統合失調症の新薬でロシュ?治験は?エビリファイは?」

 

統合失調症は中心が投薬加療となるため、薬は治療に必須。

 

切っても切れないものです。

 

処方される薬は大きく分けて以下の二種類があります。

A:定型(従来型)抗精神病薬

B:非定型抗精神病薬(8種類ほどあり、Aに比べて副作用が少ないと言われているが異論もある)

 

統合失調症のお薬・豆知識

これに加えて、個々人の症状に合わせたC:補助治療薬 が併用されることもあります。

 

補助治療薬は主に向精神薬(抗不安薬、気分安定薬、睡眠薬、抗てんかん薬など)や、副作用の改善薬(抗パーキンソン薬、昇圧薬、下剤など)が処方されています。

 

現在、日本で統合失調症の治験をしている新薬の数はとても多く、今年、2015年位から、医療現場に登場してくると言われています。

 

エビリファイとこれから出てくる期待の新薬・豆知識

すでに登場して、効果を上げているものにエビリファイという薬があります。

 

この薬は、子供への処方もよく見られる薬です。

 

ドーパミンを調整する効果があり、ドーパミン過剰になるためにおこる、興奮状態や、感情のコントロールがうまくいかない症状を抑制して落ち着かせます。

 

統合失調症で問題になる陽性症状(表に現れる興奮した状態・妄想や妄言、幻聴なども含まれる)にはドーパミン作動薬として働きます。

 

一見分かりにくいけれども深刻である陰性症状(自閉症状、感情の平坦化、思想の貧困化)では作動薬として、どちらも調整できる効果が認められたため、治療に積極的に使われるようになりました。

 

統合失調症だけではなく、躁うつ病の薬としてもベーシックになってきています。

 

また、認可されるのを待っているお薬のひとつがフランスのロシェ社の「RG1678」です。

 

現在日本の厚生労働省が保険適応で統合失調症に認可している薬のほとんどが陽性症状に対するものであり、陰性症状に効果の高い薬は少なかったため、選択肢が少なく、寛解率も陽性症状に比べて低かったのです。

 

世界的に見ても、陰性症状に効く薬は少なく、開発を心待ちにしていた患者も実に多かったのですが、エビリファイに続き、RG1678はより陰性症状に特化した薬だということで、効果も高いとされています。

 

欧米では画期的な新薬として既に認可されており、疾患を持っている患者やその家族にとっては、期待の大きい薬と言えます。

 

確実な安全性を重視する日本の厚生労働省では、認可されるのがかなり遅い場合もありますが、各製薬会社では、治験も?などで呼びかけていますので、一度覗いてみるのもいいかと思います。

 

適応があれば、治験に申し込んで参加するのもありですね。

 

治験数がそろえば、早くにデーターを収集できるため、認可が少しでも早くなると考えられます。

 

統合失調症の症状で子供は?イライラ?看護の関わり方

Sponsored Links

 

治験と新薬・豆知識

治験については知らないという人もいますので、少し説明をしておきます。

 

新薬を出すために、実際に特定の疾患のある人間に投与して、効果があるかないかを実験することを治験と言います。

 

もちろん、やみくもに投与するわけではなく、まず、研究室などで動物にその薬を与え、効果と安全性を確認していきます。

 

それから、健康な人にその薬を使用して、安全性を確認します。

 

これを第一相試験と言います。

 

濃度を変えて作ったり、形状を変えて投与する場合もあります。この時点で、激しい副作用がでると、使用不可となります。

 

そこをクリアした薬剤は実際に少数の疾患を持った患者に使用してもらい、確認作業をします。これを第2相試験と言います。

 

この段階で確認することは、どのくらいの分量をどう使用すれば効果的で副作用も出ないのか、一番安全でなおかつ、効果を引き出せるか、ということです。

 

これをクリアして、更に多数の疾患患者に投与して、安全性と治療効果の確認をするのです。

 

これを第3相試験と言います。

 

各製薬会社はこの段階を経た結果を厚生労働省に提出し、認可をとることとなっています。

 

認可が下り、めでたく発売となった後も、更に新薬としての臨床試験を行い、その薬の効く病気の種類や副作用、ふさわしい使い方やほかの薬などとの比較をし、更に安全性を確立していくのです。

 

これを第4相試験と言います。

 

ですので、例えば、どの段階であれ、治験者となって協力をする場合、比較検討のため従来の薬と飲み比べをすることもあり、必ずしも新薬を投与されるわけではありません。

 

多角的なアプローチがあってはじめて、新薬の安全性を確認でき、その効能を享受できるのだということです。

 

そのような目覚ましい薬の開発と、疾患のシステムの解明によって、予防をし、発症させずに済むことが可能になってきています。

 

適切な薬の使用と、現状可能な治療を自身でも把握しておき、いつもいい状態を保てるようにできることが一番です。

 

統合失調症という病は、一度発症すると、短くても数か月、長ければ数十年寛解するまでにかかるため、
薬との付き合いもそれにつれて長くなります。

 

効能だけではなく、薬同士や食べものの禁忌、副作用もきちんと把握しておきましょう。

 

新薬であればなおさら、長期服用によって出る副作用に関してのデータは少ないですから、何かあった時は速やかに報告し、場合によっては服用を中止することも必要になってきます。

 

期待も大いにありますが、注意も必要な新薬は、医療機関と十分にインフォームドコンセントを行ってから加療にうつりましょう。

 

統合失調症で看護!急性期や回復期、慢性期の対応は?

 

Sponsored Links