「手足口病による脱水症状の危険性!中耳炎と併発も?」

 

手足口病は子供にとってはとても辛い病気です。

 

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子供は、言葉を発せませんので大人が気づいてあげるしかありません。

 

手足口病による脱水症状や中耳炎はどのようにして起こるのでしょうか?

 

手足口病で脱水症状を起こす危険性とは

手足口病で脱水症状を起こす危険性はあります。

 

特に、手足口病は夏場に流行する場合が多いので、手足口病の発熱と気温の高さ、そして、口の中の水疱による痛さで水分補給がスムーズに行われないので当然脱水症状の危険度は高くなるといえます。

 

まず、脱水症状とは「脱水症」の症状のことを言います。

 

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脱水症は、体から水が失なわれただけではありません。

 

体液が失われた状態のことで、水分と共に電解質も同時に失われた状態のことを言います。

 

では、なぜ脱水症状が危険なのか?というと、体から水分が失われると、血液の量が減ります。

 

血液の量が減ると血圧が下がります。

 

そうすると、臓器をめぐる血液量が減って、必要な栄養素が配られなくなったり、老廃物を排泄できなくなったりします。

 

脳の血流が減れば集中力が下がり、消化器の血流が減れば食欲がなくなります。

 

そして、同時に電解質も失われると、浸透圧が維持できなくなりイオンが不足し、神経や筋肉に影響がでます。

 

脱水症には3つの種類があります。

▪︎体液の浸透圧が高くなる「高張性脱水」

▪︎体液の浸透圧が正常な「等張性脱水」

▪︎体液の浸透圧が低くなる「低張性脱水」

 

高張性脱水は、汗をかいたときに喉が渇くのがこの種類に当てはまります。

 

等張性脱水は、下痢や嘔吐で体液を一気に失ってしまったときに起きます。

 

低張性脱水は、大量に汗をかき、電解質を多く失っているのに、電解質濃度の低い飲み物を大量に摂取したときなどに起こるといわれています。

 

脱水症の危険度は、体重の減少が1〜2%の場合は比較的軽めの症状ですが、これでもかなりの気持ち悪さやだるさなどが起きます。

 

軽めの下痢や嘔吐や微熱などがあります。

 

体重の減少が3〜9%の場合は、中度の症状で、痰などを排出することができず、血圧や臓器の血流が低下します。

 

倦怠感や頭痛、嘔吐、めまいなどがおきます。

 

体重の減少が10%以上であれば、重篤な症状が起き死に至ることもあります。

 

脱水症状の症状としてわかりやすいものは、以下となります。

▪︎熱があるのに汗をかいていない

▪︎食欲不振

▪︎涙の量が少ないもしくは出ない(子供の場合)

▪︎不機嫌で泣き止まない(子供の場合)

▪︎肌のハリがなくカサカサしていて青白い

▪︎手足が冷たい

▪︎尿が出ないまたは少ない

▪︎唇がカサカサしている

etc

 

言葉が話せる年齢であれば、本人が異常を訴えることもできますが、言葉を発せない乳幼児の場合は、上記の2つ以上が当てはまるようであれば、脱水症状を疑うべきです。

 

乳幼児の場合は体内の水分量は70〜80%といわれています。

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通常この症状が出ることはほとんどありませんので、症状がでたら、スポーツドリンクを薄めたもので水分補給してください。

 

脱水症は、体の水分だけでなく同時に電解質も失われている状態ですので、水だけ摂取させてもあまり意味がありません。

 

水分の他に、塩分と糖分が必要になります。

 

喉が渇いてからでは、症状が発生していますので、喉が渇く前からこまめに少しずつ摂取するようにすると良いです。

 

また、朝起きたときと、お風呂に入る前、お風呂から出た後、寝る前には、コップ1杯の水を飲むように心がけることが脱水症状に陥らない秘訣です。

 

手足口病に感染すると中耳炎も併発する!?

手足口病は、潜伏期間が3〜5日ぐらいあり、感染後に口内や手のひら、足などに3ミリほどの水泡性の発疹ができます。

 

口内の発疹はとても痛く、食欲が低下することがあります。

 

症状は約1週間ほどで治まりますが、まれに中耳炎や脳炎、髄膜炎などを合併することがあります。

 

中耳炎とは、鼓膜の内側にある中耳に炎症が起きてしまうことを言い、乳幼児がよくなる感染症です。6ヶ月〜2歳ぐらいによく起こるようです。

 

主に耳の痛みを伴いますが、耳の痛みがなく発熱のみのこともありますので、子供が耳を気にしているようであれば、小児科よりも耳鼻咽喉科に行くことをお勧めします。

 

中耳炎は風邪とセットで起きることが多く、菌が鼻の奥から侵入し耳に入って中耳炎を起こします。鼻水が出るたびに中耳炎になってしまうことが多いです。

 

子供が中耳炎になりやすいのは、大人に比べて風邪をひきやすいことと、耳の中の耳管が太くて短く、傾きが水平に近いので、菌が耳に入りやすいからです。

 

約1歳ぐらいになるまでに、ほとんどの子供は一度は中耳炎になるといわれますが、気づかないでいる場合もあります。

 

そして、小学生になるまでには、風邪をひくたびに中耳炎になるぐらいに、風邪とセットになります。

 

ですが、10歳ぐらいを過ぎると中耳炎になる確率はぐんと低くなりますので、成長していると考えて重症化していないのであれば、そんなに神経質になることもありません。

 

もし中耳炎で、耳が痛いようであれば、処方された薬を飲みます。

 

薬がないようでしたら、耳の下や後ろを冷やすこともお勧めです。

 

抗生剤はは腫れが非常に強いときだけ使用します。

 

耳の中に膿がたまると、自然に膿が排出されるようになっています。

 

もし耳から膿が出てきたら、耳の周りのところだけ拭き取ってください。

 

耳の穴の中はそのままにして、耳鼻科で膿を吸い取ってもらうようにします。

 

鼻汁が多いようであれば、よく噛むか、吸い取ります。

 

家で吸いきれないようであれば耳鼻科で吸ってもらってください。

 

鼻と耳はつながっているので、鼻の通りをよくしておくと比較的早く治ります。

 

中耳炎は耳の痛みがなくなると治ったように感じてしまいますが、病院で完治したといわれない限りは、耳の中に膿が残っています。

 

ここで、きちんとしておかないと、中耳炎を繰り返してしまうことになりますので、きちんと最後まで通いましょう。

 

中耳炎は、治るのにとても時間がかかる病気です。

 

月単位で時間がかかりますので、気にしすぎると精神的に参ってしまいます。

 

比較的、中耳炎は子供のころは誰でもなるものですので、あまり気にせずに生活することが良いです。

 

まずは、中耳炎にならないことですが、菌の感染によって起こるので、免疫力を上げることをお勧めします。

 

規則正しい生活と睡眠などを心がけ、手洗いうがいを徹底することが予防につながります。

 

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