「小児喘息で入院の期間は?完治はいつする?」

 

小児喘息は年々増加傾向にあると言われており、小児の4〜6%が喘息になるという報告がされています。

 

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最近では1歳前後の乳幼児の喘息も話題になっており、喘息発症の低年齢化が進みつつあるようです。

 

小児喘息と大人の喘息には少し違いがあり、子供の場合には7歳までに50%の子供が治ると言われています。

 

また、16歳以降に持ち越されると治りにくくなり、成人になっても発作を繰り返してしま可能性が高くなります。

 

小児喘息は出来るだけ早いうちに治療を始める事で、治療期間を短く、症状も悪化させずに済むことがわかっています。

 

子供が咳をしていて、ゼーゼーしたり、胸が苦しそうにしていたり、あえぐように呼吸をしている場合には小児喘息を疑い、早めに医者にかかりましょう。

 

小児喘息の場合には自然に症状が軽くなったり自然治癒する場合も多いのですが、重症化した場合には入院が必要になったり、ひどくなると呼吸が出来ない呼吸困難に陥いって場合によっては死に至ることもありますので喘息程度と言って軽視出来ない病気です。

 

小さい子供ですと症状をうまく伝えられない為に悪化してしまう場合もありますので親がしっかりと普段から様子を観察していることが大切です。

 

子供を喘息にさせない為にも小児喘息の原因を知っておきましょう。

 

そして、症状に早く気が付く為にも、その症状を知っておきましょう。

 

ひどくなった場合には入院も必要になりますが、入院期間や治療法も気になるところだと思います。

 

それらについて解説していきます。

 

小児喘息の症状や原因とは

空気の通り道である気管支が細くなっている状態を言います。

 

呼吸をするときにヒューヒューやゼイゼイといった特徴的な音が聞こえて咳が出ることもあります。

 

ひどいときには呼吸困難を繰り返します。

 

小児喘息の場合には、発作の症状によって重症度を3つに分けます。

 

・小発作

ヒューヒュー、ゼイゼイといった呼吸音は少し聞こえるが呼吸困難までは行かない。
普通に話したり食事が取れ、きちんと睡眠も出来る状態。

 

・中発作

ヒューヒュー、ゼイゼイといった呼吸音がはっきりと聞き取れ、話しかければ返事は出来るがしんどそうで食事も少ししか食べられず、睡眠中も目を覚ましてしまう。

 

・大喘息

呼吸困難に陥り、話かけても返事が出来ない、苦しくて食事がとれない、眠れないなど、日常生活を送ることが難しい。

 

赤ちゃんの場合には病気でなくとも気道の分泌物が多く、ゼーゼーしやすいために小児喘息ではなく違う病気も考慮する必要があるため、なかなか小児喘息とはっきり診断されないことも多いようです。

 

ですが、以下のような症状が見られる場合には小児喘息の可能性があります。

・生後間もなくから風邪をよくひく

・下痢をしやすく、皮膚がかぶれやすい、またはアトピー性皮膚炎がある

・発熱もなく元気なのにゼーゼー言ったり、夜になるとそれが強く現れる

 

他、家族にアレルギー体質の人がいる場合にも小児喘息を発症する可能性が高くなります。

 

小児喘息の場合には成人の喘息と違ってほとんどがアレルギーが原因です。

 

原因となるアレルゲンは以下のようなものになります。

 

・室内アレルゲン

ダニ、ハウスダスト、ほこり、食べ物、ペットの毛、カビ

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・屋外アレルゲン

花粉や昆虫

 

これらに加え、喘息の子供の場合には気管支が敏感なためにわずかな刺激でも反応し、アレルゲンではないものでも発作の原因となることがあります。

 

以下のようなものが原因になることがあります。

・冷たい空気や気候の変化

・線香や花火、タバコの煙

・ウイルス感染

・大気汚染

・運動

・ストレス

・薬物

 

原因がアレルギーの場合がほとんどですので、親がしっかりと発作を起こさせない為の環境づくりをしてあげることが大切になります。

 

小児喘息の入院期間は?

小児喘息の発作がひどく、呼吸困難を起こしており外来では対処出来ない場合や、発作は重症でなくとも、気管支炎や肺炎、脱水を起こしている場合には入院が必要になります。

 

入院期間はほとんどの場合は入院をしてから4〜5日で退院しているようですが、喘息により肺炎等を起こしている場合には1週間から10日程の入院が必要になります。

 

呼吸困難を起こしている場合には第一に体内の酸素が欠乏しないようにすることが大切です。

 

よってまず、呼吸状態や顔色の確認、体内の酸素量の検査がされて酸素を投与する必要があるかどうかといった判断をされます。

 

吸入が行われる場合もありますが最近では即効性のある薬と酸素を連続で吸入できる持続吸入という方法もあり重症発作も早く楽に出来るようになっています。

 

発作が重症の際には呼吸状態を監視しながら点滴やさまざまな処置が行われ、回復してくると薬の量や点滴量も少しずつ減らしていきます。

 

点滴がはずれてもしばらくの間は経口の薬が処方され、完全に回復したら退院となります。

 

発作は重症でないが、気管支炎や肺炎、脱水症といった症状を起こしてしまっている場合には入院してすぐに点滴が開始されます。

 

最近では小さい子供でも動きを制限しなくとも点滴を固定出来るようになっています。

 

気管支炎等を起こしている際には十分に食事や水分が摂れないことが多いのですが、点滴によってしばらく食事、水分が摂れずとも点滴には水分や塩分、糖分等が入っていますので安心出来ます。

 

点滴にはネオフィリンが体重に応じて混合されます。

 

同時に検査や、肺炎を疑う場合等はレントゲン検査も行われます。

 

気管支炎、肺炎が認められる場合や発熱が伴う場合には抗生物質も時間が決められて投与されます。

 

吸入も1日3〜4回、それでも症状が改善されない場合にはステロイド剤を使用することがあります。

 

小児喘息の治療法!完治はいつするの?

治療法としては薬と喘息の原因となるものをなくす環境の整備が行われます。

 

発作を防ぐ為にマメに掃除や換気を行い、家の中を常に清潔にしておくことが大切になります。

 

家族の中で喫煙者がいる場合には他で吸って貰うか、禁煙をして貰いましょう。

 

喘息の場合には風邪と重なると症状が重くなったりして厄介です。

 

外から帰ったら手洗い、うがいを徹底しましょう。

 

家族からの感染もありますので子供だけでなく、親も菌に感染しないように注意をする必要があります。

 

小児喘息は稀に大人になるまで長引く場合も見られますが、小学校を卒業する頃には自然に治ることがほとんどです。

 

明確な原因はわかっていませんが、子供の持つ高い自然治癒力のおかげとも言われています。

 

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