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「脳出血の症状で後遺症は?」

 

脳出血とは、高血圧等の理由で脳内の細かい血管が破れ、脳の中で出血が起こる病です。

 

脳出血を発症すると、脳の中に血腫と呼ばれる血のかたまりができ、周囲の正常な脳細胞が圧迫・破壊されるので、脳の機能に障害が生じますが、脳細胞が障害を受けた部分によって後遺症の症状や症状が出る場所は異なります。

 

脳出血による後遺症は、以下となります。

・損傷を受けた脳とは反対側の手足が麻痺する

・声が上手く出せなくなる

・食べ物やつばが誤って気管支や肺に入ったりする

・言語を理解したり、言語を話したり書いたりする事が難しくなる

・ダメージを受けた側の脳の反対側の空間からの情報や感覚が認識できなくなる

・認知症を発症する

・人格や精神面で様々な変化が現れる

 

等があり、日常生活に大きな支障を及ぼします。

 

脳出血を発症した場合は、内科治療もしくは外科治療を行いますが、出血が起こった事によって破壊された脳細胞を元に戻す事は不可能ですし、半身麻痺等の症状を改善させる事は困難ですので、やはり、脳出血を予防するように日々心がけるのが重要です。

 

脳出血の予防には、高血圧の予防・改善が第一で、食生活や生活習慣に気を配る必要があります。また、脳ドックで脳出血の兆候を早期発見する事も大切です。

 

脳出血の原因や症状

脳出血とは、高血圧等の理由で脳内の細かい血管が破れ、脳の中で出血が起こる病です。

 

出血が多くなると脳の中に血腫と呼ばれる血のかたまりができ、周囲の正常な脳細胞が圧迫・破壊されるので、脳の機能に障害が生じ、頭痛・吐き気・意識を失って倒れる・片側の手足の麻痺・うまく言葉を話せない・顔面の片側が麻痺して顔が歪むといった症状が起こります。

 

脳出血の主な原因は高血圧です。

 

高血圧の状態が長く続くと、血管に高い圧力がかかり続けて血管がもろくなっていきますが、やがて、もろくなった血管が血圧に耐えられなくなって突然破れてしまいます。

 

また、高血圧以外の原因としては、脳動静脈奇形と呼ばれる生まれつきの脳の血管の病や、交通事故等で頭を強く打った事による外傷があります。

 

外傷が原因の場合は外傷性脳内血腫と呼ばれます。

 

脳出血は、脱衣所等での急激な温度差、仕事等でストレスが増した時、興奮した時、排便でいきんだりする事等で血圧が上がるのがきっかけとなって発作が起こる事も多いですし、真夏や真冬といった、家の中と外の温度の差が大きくなり身体に負担がかかる季節に特に起こりやすいので、注意が必要です。

 

最近では、高血圧症を早期に治療するようになったため、脳出血は減少傾向にありますが、一旦発症してしまうと、脳内での出血によって正常な脳細胞が圧迫・破壊されて日常生活に大きく支障を生じるような様々な後遺症が残ったり、時には突然死に至ったりする事もある恐ろしい病です。

 

高齢になると、血圧が高くなって血管がもろくなりますので、特に脳出血にかかりやすくなります。

 

毎日の過ごし方によって脳出血にかかりやすい危険因子が増えますので、日々の食生活や運動等の健康管理に注意が必要です。

 

脳出血の後遺症とは

脳出血を発症すると、脳の中でできた血のかたまりによって脳細胞が圧迫・破壊されますが、脳細胞が障害を受けた部分によって後遺症の症状や症状が出る場所は異なります。

 

人間の脳には、運動・言語・視覚・空間認識・人格や感情等を司る部分があり、人間が日々生きていく上で必要不可欠な様々な働きを司っています。

 

運動を司る神経が障害を受けると、損傷を受けた脳とは反対側の手足が麻痺します。

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軽度の麻痺であれば、治療やリハビリによって完全に麻痺がなくなったり、日常生活に支障のない程度まで回復したりする事もあります。

 

しかし、重度の麻痺になると、腕や手指が動かなくなったり、歩く時に杖や歩行器が必要となったり、車椅子での移動を余儀なくされたりして、日々の生活に大きな支障が出ます。

 

脳出血によって、のどの筋肉が動きにくくなる事があり、声が上手く出せなくなったり、食べ物やつばを飲み込む時に食道に入らず誤って気管支や肺に入ったりする事があります。

 

食べ物やつばが誤って気管支や肺に入る事によって引き起こされる肺炎を誤嚥性肺炎と言い、食べ物や唾液に含まれている細菌が肺に入って生命に関わる場合もあります。

 

左脳には言語を司る言語中枢があります。

 

左脳に脳出血が起こると、言語を理解したり、言語を話したり書いたりする事が難しくなる失語症にかかる事があります。

 

また、大脳がダメージを受ける事によって、ダメージを受けた側の脳の反対側の空間からの情報や感覚が認識できなくなったり、認知症が起こったりする場合もあります。

 

人格や感情を司る部分がダメージを受けると、人格や精神面で様々な変化が現れます。注意力や集中力が低下したり、やる気がなくなったり、感情か行動の抑制が効かず突然泣いたり怒ったりするため、対人関係や社会生活に大きな支障が出るようになります。

 

脳出血による後遺症のために身体が思うように動かず、人とのコミュニケーションもうまく取れなくなると、次第に外出もままならなくなり、他人との接触も避けるようになるため、寝たきりになったり、うつや認知症を引き起こし、悪化させたりしてしまう事もあります。

 

脳出血の予防法や治療法

脳出血を予防するには、高血圧を予防する、また、すでに高血圧の場合は適切な血圧に下げる事が重要ですが、高血圧の改善は、まず食生活に注意する事から始まります。

 

血圧を上げる原因になる塩分を減らし、塩分を体の外に出す働きのあるカリウムを摂取し、適量の飲酒を心がけましょう。

 

肥満は高血圧の原因となりますので、軽いジョギング・ウォーキング・水泳等の有酸素運動を継続して行いましょう。また、タバコを吸っている場合は禁煙しましょう。

 

さらに、急激な温度変化は脳出血の発作を引き起こす原因になりますので、浴室と脱衣所等で極端な温度差が生じないように注意しましょう。

 

脳出血は、前触れとなる自覚症状を認識するのが困難ですので、定期的に脳ドックで検査を受け、自覚症状のない無症候性脳出血の早期発見に努めましょう。

 

様々な予防法を実践しても脳出血を発症してしまった場合、脳出血の治療は大きく分けて2つあります。1つは薬による内科治療、もう1つは手術による外科治療です。

 

内科治療では、薬物治療で脳内の出血の拡大と脳の二次的な損傷を防ぎます。また、血圧が高い場合は血圧の管理を行いますが、急激に血圧を下げると脳の血液循環が悪くなるので、急激な血圧の降下は避けるようにします。

 

さらに、出血した部分の周囲の腫れやむくみを抑えると、血のかたまりである血腫は吸収され、やがて小さくなって消えていきます。

 

外科治療では、全身麻酔をかけて頭蓋骨を切り開いて血腫を除去したり、局所麻酔で定位脳手術装置に脳を固定し、CTで3次元的に血腫の位置を測定してから頭蓋骨に小さな穴を開けて穿刺針を挿入して血腫を吸引したりする方法等があります。

 

しかし、内科治療や外科治療を行っても、出血が起こった事によって破壊された脳細胞を元に戻す事は不可能ですし、半身麻痺等の症状を改善させる事は困難です。

 

やはり、脳出血を発症しないように、日頃から脳出血を予防するような食生活や生活習慣を心がけ、定期的に脳ドックで検査を受けて脳出血の兆候を早期発見するのが重要と言えます。

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