「授業中に寝る方法?そもそも睡眠不足にならないためには?」
学生時代、授業中にどうしても眠くなってしまい、睡魔と戦い続けたという経験がある方は非常に多いのではないでしょうか。
また、今現在学生の方は、授業中にどうしても眠くなってしまうという悩みをお持ちの方も数多くいらっしゃるかと思います。
今回は、なぜ授業中眠くなってしまうのか、そして授業中に眠くならないようにするための打開策などについて解説していきますね。
授業中に寝る方法ってあるの?
授業中に寝ていて先生に怒られてしまったという経験をしたことがある方も非常に多いのではないかと思います。
そして、その度に『先生にばれないようにうまく寝られる方法はないだろうか』と考えたことがある方も多いのではないでしょうか。
しかし残念ながら、授業中に先生にばれないように寝る方法というのはありません。
これは黒板の前に立って長時間話しをしたことがある方であればお分かりだと思いますが、人前に立って話している時というのは、相手からの視線が非常に強く感じるものなので、誰が自分のことを見ていて、誰が自分のことを見ていないかがはっきりとわかってしまうものなのです。
ですから、授業中に先生にばれないように寝るというのは、残念ながら不可能に等しいということです。
ただ、どうしても今眠らなければ体調が悪くなってしまうというほどのものなのであれば、素直に先生に申告して保健室へ行って寝るという方法があります。
ただし、先生によっては許可してもらえない場合も当然ありますので、やはり最善策としては『できるだけ授業中に眠くならないようにする』ということが最も重要と言えます。
また、学校の座席で最も人気が高いのは、やはり一番後ろの席、そして角の席だと思います。
おそらく多くの方が、『先生からの距離が遠いから』という理由で後ろの席を好むのですが、実は後ろの席の方が目に留まりやすい傾向にあります。
実際のところ、後ろの席よりも前の席の方が実は目に留まりにくい傾向にあるのです。
やはり先生というのは顔を上げて話すことが多いので、灯台下暗しのように、目の前の座席の生徒には意外と目がいかないことが多いのです。
かといって前の席であれば授業中に寝れると言うわけではありませんが、後ろの席だからといって授業中に寝れるわけではありませんので、注意するようにしてください。
授業中に眠たくなる原因とは?
では、そもそもなぜ授業中に眠くなってしまうのでしょうか。
その原因というのは実に簡単で、単に『睡眠不足だから』ということです。
中学生以上の方はぜひ小学生の頃を思い出してみていただきたいのですが、小学生の頃に授業中眠くなってしまったという事は少なかったのではないかと思います。
それはなぜかというと、しっかりと毎日睡眠を取っていたからなのです。
中学生以上になると、夜更かしをしてテレビを見たり、徹夜でテスト勉強をしたりして、睡眠時間が少なくなる事が多いかと思います。
睡眠不足になってしまえば当然その足りてない睡眠時間を補おうと眠気に襲われてしまう事になるので、しっかりと毎日睡眠を取らなければならないのです。
では、実際のところ1日に最低何時間の睡眠が必要なのかというと、1日に最低でも『6時間』は睡眠が必要だと言われています。
特に中学生や高校生は成長期であり、身長も伸びやすい時期なので、睡眠は成長する上で非常に大切なのです。
人によっては4時間の睡眠でも眠くならない方がいますが、1日に6時間以上寝ていれば眠くなる可能性は低いと言われています。
ですから、もし睡眠時間が少なくても集中して授業を受けられる方であれば睡眠時間を少なくしても構いませんが、睡眠時間を減らして授業に支障が出てしまう方は出来るだけ6時間以上睡眠をとるようにしてください。
また、睡眠時間が少なくても授業に集中できる方の場合でも、成長期の睡眠は非常に重要なものなので、どうしても睡眠を削る必要がある時以外は出来るだけ6時間以上の睡眠をとるように心がけてください。
また、食生活に偏りがある方にも授業中に眠くなってしまう可能性があります。
お菓子やジュースなどの栄養価が低いものを日頃からたくさん食べている方は、体の中に悪質な物質などが溜まってしまい、疲労回復しにくい体になってしまう傾向にあります。
ですから、健康的に生活するために必要な栄養素を効率良く摂取できるような食生活を心がけるようにすれば、授業中に眠くなってしまう事も少なくなるのでお勧めです。
授業中、眠たくならないためには?
授業中に眠くならないようにするための方法としては様々な事がありますが、生活習慣の改善以外の点でいうと、『授業の楽しさを見出す』という事が一つの方法としてあります。
『授業を楽しく受けるなんて無理だよ』と思われてしまう方も多いかと思いますが、それは取り組み方次第で大きく変化する事でもあるのです。
例えば、しっかりと内容が理解できている授業と内容が一切理解できていない授業だったら、間違いなく内容が理解できている授業の方が楽しいですよね?
逆に、先生が何をしゃべっているのか分からないほど理解できていない授業だと、どうしてもつまらなく感じてしまいます。
ですから、まず先生の話に耳を澄ませて授業を理解しようと試みてみてください。
そこで授業を理解することが出来れば『楽しい』という感覚を味わうことができるのです。
楽しいと心から感じることが出来ていれば、当然ですが授業中に眠くなるということは無くなりますし、むしろもっと長く授業を受けたいとさえ思えるようになる可能性だってあるのです。
ですから、まずは授業の内容を理解した上で、楽しいと思えるかを判断してみてはいかがでしょうか。
そして、学校以外での生活の部分も、授業中ねむくならないためには重要です。
やはり夜遅くまで起きていて、登校時間ギリギリまで寝ているような生活をしていると、どうしても授業中眠くなってしまうのです。
ですから、朝起きる時間を早くして、夜寝る時間も早くすることで、生活のリズムが整えられて授業中に眠くなることは少なくなりますので、ぜひこちらも試してみてください。