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「花粉症皮膚炎「NHK・あさイチ」によると?」

 

4月6日(月)のNHKの番組「あさイチ」で、「花粉症皮膚炎」という症状が紹介されました。

 

特に女性に多く見られる皮膚炎らしく、この番組ではその原因を、メイク落としなどで肌を痛めやすいからだと説明していました。

 

日本人の5人に1人が苦しんでいるという花粉症。鼻や目が苦しいのに、それに加えて皮膚炎まで起こるとなれば、穏やかではいられません。

 

花粉症皮膚炎とはどんな症状なのか?原因は何なのか?予防、対策、治療はどうすればいいのか?これらについて、説明していきますね。

 

花粉症皮膚炎の原因や症状

花粉症皮膚炎の一般的な症状は、皮膚が赤くなったりカサカサした状態になることです。それでは、その原因を考えてみましょう。

 

花粉症皮膚炎にかかってしまう人は、そもそも花粉症にかかっている人です。

 

花粉症は鼻水やクシャミ、目のかゆみというものが一般的な症状で、その原因は、花粉が体内に侵入すると、体内の免疫システムがその花粉をバイ菌やウイルスと同じような「敵」とみなして、攻撃をするからだと考えられています。

 

その攻撃の際に血管が拡張したり、血管の壁が薄くなったりするので、かゆみが出たり、皮膚が赤く腫れたりします。いわゆるアレルギー反応です。

 

そのかゆみや腫れが目で起きているのが花粉症による目のかゆみという症状で、鼻水・クシャミといった症状は免疫システムが鼻に付着した花粉を洗い流そうと、鼻水を大量に出す指令を出すことが原因です。

 

花粉症皮膚炎もこれら一連のアレルギー反応の一つと考えられます。

 

花粉が人間の体(目、鼻の粘膜、皮膚など)に付着すると、花粉の内部からタンパク質が溶け出し、そのタンパク質が人間の毛細血管から取り込まれます。

 

そして血管内で、上記の免疫システムによる花粉タンパク質への攻撃、アレルギー反応が起こるのです。

 

鼻水やクシャミ、目のかゆみといった症状が軽い、または無い人でも、花粉症であれば、体内で免疫システムが体内に侵入した花粉を攻撃しています。

 

個人差はありますが、その症状が皮膚にだけ出る人もいます。

 

つまり、花粉症皮膚炎を防ぐために皮膚を保護していても、目や鼻の粘膜から花粉タンパク質が取り込まれてしまっては、あまり効果がありません。

 

花粉症皮膚炎は花粉症の数ある症状のうちの一つであり、元来皮膚が弱い人、または皮膚に腫れが出やすい人に特に出やすい症状なのです。

 

もちろん露出している皮膚が、傷ついていたり、皮膚表面の油脂が極端に少なかったりすると、その部分からも花粉タンパク質が吸収され、その部分だけがアレルギー反応で赤く腫れることも考えられます。

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花粉症皮膚炎の予防法や対策法とは

花粉症皮膚炎の予防法・対策法は、花粉症と同様に、とにかく花粉が体に付着することを防ぐことです。

 

マスクをして、花粉が入ってこないようなメガネ・ゴーグルをする。極力、肌を露出させない。体に付着したとしても、付着している時間を極力少なくするために、頻繁にシャワーを浴びて髪の毛も洗う。

 

屋内の換気にも気をつけ、外気を取り入れた際は、空気清浄機などで花粉を減らす。掃除も花粉を巻き上げないように、濡れぞうきんによる拭き掃除にする。これらの予防策が考えられます。

 

「花粉症、または花粉症皮膚炎にならないようにする体質改善」を宣伝文句とする健康食品や民間療法などが存在しますが、その効果は科学的に実証されていません。

 

花粉症皮膚炎の治療は、以下のように分類できます。

 

①皮膚の炎症を抑える

②免疫システムによる攻撃後に血管が拡張しないようにする

③最初から免疫システムが発動しないようにする。

 

これらの3つの分類は、それぞれ医師に処方された医薬品、または薬局で売っている市販の医薬品を用いることになります。

 

①の皮膚の炎症を抑えるためには、ステロイド外用薬(軟膏)

②の血管が拡張しないようにするには、抗ヒスタミン薬(第一世代抗ヒスタミン薬)

③の免疫システムが発動しないようにするには、抗アレルギー薬(第二世代抗ヒスタミン薬)などが有効です。

 

また最近は、西洋医学で効果は証明されていないものの、東洋医学・漢方薬に治療が一般的になってきており、その効果を認める医師も多くいます。

 

「NHK・あさイチ」の花粉症皮膚炎の予防法とは

NHKのあさイチでは、花粉が付着しやすい場所に症状が出ると説明し、予防・対策としては

 

①花粉に極力触れない(シャワーやメガネ・ゴーグル)

②肌のバリア機能を痛めない方法で洗顔する(すすぎ過ぎない、泡立て過ぎない、極力肌に触れない)

※基本的にすすぎは3回程度がベストといえますね。

 

ということを紹介していました。先ほど述べた通り、肌に傷があったり、肌表面の油脂が少なかったりすると、そこから花粉タンパク質が吸収されて、赤く腫れることもあります。

 

ですので、それを防ぐためには、あさイチで紹介された洗顔法は有効です。

 

しかし、花粉タンパク質を吸収するのは肌だけではありませんので、「花粉に極力触れない」対策と、花粉の季節前に専門医に相談し、必要であれば医薬品の服用も考える必要があるのではないでしょうか。

 

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